考えを説明するときに気をつけたい、経営者としての第一歩

みなさんにも「自分の考えを人に聞いてもらう場面」はあるかと思います。身近な仲の良い人だけなら気軽に誤解なく話せそうですが、それが初めて出会う人や社員などだとしたら、どうでしょう?

今回は、初めて話す相手に不快な思いにさせないように、自分が話している途中でも冷静に周囲を気遣うためのポイントをお伝えします。

相手の反応をしっかり見る

聞いている相手の表情、見ながら話せていますか?自分が自分の気持ちが良いように喋っているだけでは、相手には十分伝わりません。相手の表情には、会話のヒントが沢山隠れています。トーンを変えたり、スピードを変えたり、問いかけたりすることで、より話が伝わりやすくなったりもするのです。話を聞いている相手の表情には不安の色が浮いていませんか?眉をしかめていませんか?心ここに在らずな感じになっていませんか?しっかり観察しながら「相手のペースに合わせて」話しましょう。

否定的な言葉が続いていないかチェックする

質問や意見が出てくるとドキドキしてしまい、主張を通したいがあまり「でも」「とはいえ」「経営者の自分の判断では」などと相手を否定する言葉を連発していませんか?それが続くと相手は心の距離を置くか、意見を言ってくれなくなります。イエスマンばかり集めていては、気持ちは良いかもしれませんがビジネスがうまく運びません。長期的に良好な信頼関係を気づいていくことも大切です。周りの意見を傾聴し、その上で否定的にならずに真意を伝えられるよう注意しましょう。

イメージが思い浮かんでいるか

漠然としたイメージを単に並べるだけでは、考えの実現性に乏しく、説得力もありません。具体的で根拠のある説明をするには、あなた自身が考えを深め、誰よりも理解できているという自負が必要です。曖昧な考えを話したい時は「まだ漠然としてはいるのだけど…」と前置きをするなど、相手に違和感を与えないように、なるべく正確に話す事を心がけましょう。

ゆっくりと落ち着いて話しているか

緊張や自信のなさから早口になってしまう人は多くいます。でもどうでしょう。それが相手に伝わってしまうと、相手も不安から緊張してしまいます。そこから良い発想や展開は生まれにくいと思いませんか?話している途中からでも、ゆっくり、どっしり構えた気持ちで、息を沢山吸って吐いて話しましょう。落ち着きからは自分の言葉が生まれ、相手も聞き入るような雰囲気が作れます。

話すことが作業になっていないか

感情の抑揚のない伝え方だと、人の気持ちを惹きつけることはできません。伝えたいと言う意思こそ、伝わるための第一歩ですよね。プレゼンだから、挨拶だからといって格好の良い使い慣れていない言葉よりも、人柄が溢れるような意味をよく知っている言葉を使ってみることが大切です。自分の心から放てる言葉を選びましょう。

とはいえ、語彙力に自信がなく、話すこと自体が億劫な人には、こちらの本がおすすめです。

語彙力がないまま社会人になってしまった人へ

稚拙な表現や、思慮の浅そうな表現をしたり、
自分の中にある語彙の量が不足していれば、
社会人としてのレベルを低く見積もられてしまいます。

仕事の力量があるかないかということ以前に、
言葉の理解力や、使う言葉といった語彙力で
ある程度あなたの評価が決まってしまうということです。

本書では、社会人としての評価を上げ、
キャリア形成でつまずかない、軽く扱われないための
「できる人が物事を理解するために押さえている語彙」
「知性と教養を感じさせる語彙」をご紹介しました。

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前向きで、うまくいきそうなイメージが出来ているか

あなた自身が後ろ向きであったなら、その話を聞く相手も同じような気持ちを抱いてしまうことでしょう(中には叱咤激励のつもりでパワーのある方もいらっしゃるかもしれませんが…)、あなた自身の内面から明るいエネルギーが出ていれば、話を聞く相手も楽しくなるでしょう。前向きか後ろ向きかは、自分が思っている以上に人に伝わり、影響します。なるべく話す時は前向きに、良い着地を願って話してみると良いですよ。

話す内容が相手のレベルに着地しているか

会社の四半期の売り上げを昨年度と比較した結果をアルバイトに話す社長はいないですよね。話す言葉や内容は、相手の立場や視座に合わせて柔軟に変えるべきです。立場を超えた押し付けは、相手に不快感を与え、二度と話を聞いてもらえない可能性だってあるのです。その話を伝えるべきは本当に目の前の人なのか?一度考えてみてから、口に出すよう気をつけましょう。

思ったことを何でも話したくなってしまう気持ちは、筆者もよく分かります。けれど「聞いてほしい」が先行して、自分よがりの伝え方になっている時ほど、人に伝わらないものです。せっかくの考えを伝える時間、相手に伝わらなければ意味がないのです。伝わる・伝わらないは、相手のせいではなく自分の伝え方によるところが大きいです。

考えを伝えるということは、何歳になっても難しいことですが、だからこそ伝わったと感じた時に大きな喜びがあります。日々の心遣いで徐々に上達するものですから、意識することで、仲間作り・夢への一歩へと繋げていきましょう。